Windows 環境において Linux コマンドを用いて作業したいときなどには基本的に WSL2 を使うことが多いのだが、WSL2 は仮想マシンなのでネットワーク周りが不便なこともあり、それ単体だけではどうしても都合が悪いこともあったりするので、開発作業時などでは Git-bash に付属している mingw を併用して凌いだりしている。
個人的には、 Git-bash に付属する mingw を Windows Terminal (wt.exe) 内で起動して、見た目を Ubuntu に寄せるような設定を適用して利用している。
~/.bashrc
言語設定や不便な点の解消をするための設定の寄せ集めの記述がメイン。
##### language settings
export LC_ALL=ja_JP.utf8
export LANG=ja_JP.utf8
export LANGUAGE=ja_JP.utf8
export LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
export LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
export LC_TIME="ja_JP.utf8"
export LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
export LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
export LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
##### ls color
eval "$(dircolors /etc/DIR_COLORS -b)"
alias ls='ls --color=auto'
##### unblock Control + S
stty stop undef
~/.config/git/git-prompt.sh
プロンプトのカスタマイズ。
Ubuntu と完全に同一にしてしまうと、自分がどのシェルソフトウェアを使っているかわからなくなるので、Windows っぽい目印 (❖) を含めている (仮想マシンじゃなくて互換レイヤを使っているよってことで)。
##### PROMPT SETTINGS
PS1='\[\033]0;$PWD\007\]' # window title
PS1="$PS1"'\[\033[01;32m\]\u@❖ \h\[\033[00m\]:\[\033[01;34m\]\w\[\033[00m\]\$ '
~/.inputrc
プロンプトに何も入力してない状態で Backspace を押したときなどでベルが鳴る操作をすると、ターミナルウィンドウが明滅してしまう。その抑制設定。
# suppress flashing window for wt.exe
set bell-style audible